2018年10月19日発行のビジネスマガジン「Bplatz」に
株式会社Reviewおよびmacci のサービスが掲載されました
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(引用)足でしか稼げない情報にこそ価値がある
今の世の中インターネットで検索すれば、あらゆる情報にアクセスできるようになったと思われがちだが、足でしか稼げない情報が実はまだまだたくさんある。
株式会社Review(リビュー)は、そうした情報に価値を見出し、提供するサービスを本格化させている。
きっかけは、あるケーブルテレビ会社からの、新規の営業先を開拓するために一定エリアの住宅、マンションの新築物件の情報を収集してもらえないか、という依頼だった。人海戦術に頼るしかなく、いかに効率よく情報を集め、人件費を抑えるかが問われた。
そこで、地図データ上に撮影した写真を落とし込めるようにしたアプリを開発。併せて、主婦をターゲットに空いた時間を利用してウォーキングがてら物件情報を収集してもらうことで、格段にコストを抑えることができた。
物件情報のデータベースを活用してケーブルテレビ会社の営業成績が向上すると、口コミでサービスの提供先が広がっていった。だが藤本氏にその先のビジネスの広がりが展望できず「あくまでも本業の採用支援事業の片手間で続けるつもりでいた」という。
転機は2年前に訪れた。3人のメンターに付きっきりで指導を受ける起業家支援のスタートアッププログラムに参加したことだ。
システムを徹底的に磨き上げ、情報収集者の足跡とともに、「時速5キロで動いていれば勤務とみなす」など勤務状況、給与計算まで自動的に把握できるようにした。
併せて、空き地の情報や街中の求人看板など足で稼げるリアルタイムの情報と、それを求める駐車場運営会社や求人広告代理店など新規開拓先をリストアップ。問い合わせが一気に増え「事業の広がりに確信が持てるようになった」という。
藤本氏の異名は「ピュア星人」。「他人に言われたことはなんでも素直に受け入れてしまうタイプ」。
半年の起業家支援プログラム期間中、一緒に選ばれたメンバーが欠席がちの中、藤本氏は活用できる指導、セミナーにはすべて参加した。
「自分には足りない知識や経験に基づいたアドバイスほど貴重なものはない」とどん欲に吸収したことが事業の飛躍にもつながった。
この10月からは事業を拡張し、東京圏、大阪圏で集めたさまざまな情報を廉価で切り売りするサービスを開始。全国展開に向け、あらゆる人が情報収集に参加してもらえる仕組みも考案中だ。
「目標はグローバル展開」と藤本氏。起業家支援プログラムで知り合った3人のメンターから今なお強力なサポートが得られ続けているのも「ピュア星人」のたまものだ。
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